CSRの取り組み

トップメッセージ

創業の精神を受け継ぎ、社会の発展に貢献していきます。 代表取締役社長 吉井 満隆
時代のニーズに応えつづける
バンドー化学は、1906年、安価な木綿製ベルトを日本の産業発展のために普及させるベンチャースピリットのもとに誕生し、今年で創業110周年を迎えました。日本初の木綿製伝動ベルトを開発・生産して以来、長年培った技術を基に、様々な製品を開発し、現在、自動車や産業機械、農業用機械、家電、情報端末機器など幅広い分野で活躍しています。常に高機能で高品質な製品を安定して供給することを追求し、高いニーズに応える、人と環境にやさしい「ものづくり」を実施し、世界中から評価をいただいてきました。2013年からスタートした中長期経営計画 “Breakthroughs for the future(未来への躍進)” では、今後発展するオプトエレクトロニクス、エネルギー、医療・介護などの産業分野をサポートする製品の開発に重点を置き、事業創出を目指しています。当社グループの強みは、100年以上にわたる製品開発で培った技術であり、創業から続く開発精神です。これからも、これまでに蓄積した技術をさらに進化させ、時代のニーズに応える製品開発に力を注ぎ、事業を通じてより良い社会の実現に貢献していきます。
低炭素社会の実現を目指して
地球環境の保全は人類共通の課題です。異常気象の頻発や台風の大型化など、近年の自然災害の傾向を振りかえってみても、我々の誰もがこの課題と無関係ではいられません。バンドーグループでは、地球環境保全の取り組みを経営の重要課題の一つに位置付け、省エネルギーや環境負荷の低減に貢献する製品の開発だけでなく、事業活動におけるCO2排出量の削減や廃棄物発生量の抑制に努めています。こうした環境への取り組みをさらに進めるため、グループの姿勢を示すシンボルとして「eco moving」を使用しています。再生可能エネルギーを利用する取り組みでは国内全生産拠点に太陽光発電システムを導入しました。こうした取り組みを地域の方々に理解いただくために、発電所施設の説明会などを開催しています。
地域社会とのつながりを大切に
世界各地に生産拠点を持つバンドーグループは、地域社会に支えられた存在です。地域社会とのつながりを大切にし、地域社会とともに歩みながら事業を展開しています。足利工場、和歌山工場、南海工場、加古川工場など各拠点で、地域の経済活性化支援や防災協力、安全活動、次世代育成支援など様々な分野で地域への貢献活動を行っています。2014年4月から、本社事業所と同じ神戸市ポートアイランドにある神戸市立青少年科学館のネーミングライツを取得しています。本科学館は神戸市の小学生が必ず授業で訪れる、市民に親しまれている施設です。従業員による実験教室などを開催するなど、次世代を担う子どもたちへの教育支援の機会を持つとともに、当社グルプに対する理解が深まるきっかけとなるよう期待しています。
現地社会との信頼関係を基にした海外展開
バンドーグループは、1960年代後半から積極的に海外に進出してきました。現在では、世界4極体制(日本、アジア、ヨーロッパ、アメリカ)のグローバルネットワークを築いています。早くに進出したアセアン地域を中心とするアジア地域では、現地社会での事業展開に地道な努力を続けてきたことにより、自動車やスクーター、農業用機械に使われるベルトのシェアは高く、グローバルなブランドとしての地位を確立しています。2012年以降、ベトナムに進出したほか、インドに新しい工場を建設し、中国とタイに現地の技術情報を収集する技術センターを設けたほか、中国ではより迅速で効率的な戦略展開を図るため、5つのグループ会社の統括会社を設立しました。また、昨年は新たにメキシコに進出しました。同国は北米および中南米向けの自動車生産拠点として自動車生産台数が著しく伸長しています。現地社会との信頼関係を基に、地域のニーズにマッチした製品をお届けし、さらなる成長を目指していきます。
社会との調和
バンドーグループは、事業を通じて、経営理念を具現化し、人々の暮らしやより良い社会の実現に貢献することこそが企業の原点であり、CSRであると考え、6つのテーマ「コンプライアンス・企業理念」「環境」「品質」「人権・労働・安全」「社会貢献」「情報開示」を定めて活動しています。ステークホルダーの期待に応え、社会と共に発展するため、バンドーグループはこれからも活動を続けてまいりますので、今後とも、ご理解とご支援をたまわりますようお願い申しあげます。

2016年8月

バンドー化学株式会社 代表取締役社長

吉井 満隆